ゲーム回顧録

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Fallen Legion Revenants(フォールンレギオン -救いの亡霊-) 感想

65/100

横スク2Dアクション。ヴァルキリープロファイル風味。
疫病の蔓延する地上から隔離された浮遊城で、2人の主人公がそれぞれの目的で城主を打倒を目指すストーリー。たぶん、選択肢によって分岐する物語も売り。
前作のかなり後の設定だけどほぼ関係なし。名称が一部共通してたり、前作の主人公っぽいのがプレイアブルだったりするぐらい。

前作×2に比べると全体的に大きく改善された。しかし、あくまで前作に比べて。
40点の前作×2から今作で最低限の及第点には届いた…かも?前作比で点数甘めかな。
単調で長い道中や分かり辛い選択肢/ストーリーは緩和された。が、緩和されただけなので、同じ問題を抱えている。後者は基本的にかなり改善されたものの、一部のエンディング分岐条件が理解不能で非常に心証が悪い。あとTips削除されたから世界観分かり辛い(前作のTipsで分かるかと言われると…拡充して欲しかった)。

以下、ざっと説明とか感想。詳しいのは別に書こ

・戦闘

マナ溜めてスペル放つ

 

リアルタイムアクションにしたヴァルキリープロファイル風のバトル。
通常攻撃などによってマナを溜めて、スペルや各キャラの必殺で攻撃が基本。
ガード値を削ると動揺状態となり、一時的に被ダメージが激増する。(敵味方共に)
ボスの場合は更に行動値が一時的に無限となる。

<前作と比較して>
つまらない訳ではないが、単調で長くてだるかった道中が短くなった…気がする。
必殺に偏重していたバランスが緩和。まあ部隊の編成にもよるけどね。代わりに必殺はマナがあればいつでも発動可能となった。
霊戦士が装飾品や装備を変更可能となり、編成に幅が出た(今作はストーリー進めると、装備によって2つの必殺を選択可能)。あと、装飾品は合成して+値を上げられるから、選択ミスっても周回時のモチベが保ちやすい。
タイル移動が追加されガードだけでなく、回避の要素も追加された

・ストーリー及び分岐/選択

道中の選択

 

今作はオーソドックスな章形式。前作と比べると、選択肢/ストーリーが分かり易くなった(前作が意味不明過ぎただけ。特に選択肢)。
道中の選択などによってステージやNPCの行動が変化し、ストーリーにも影響を与える。前作の3枚のカードから選ぶ形式は廃止。道中で拠点探索パートが挿入され、NPCの会話、アイテム回収、ステルスなどを行う。時間制限はあったり無かったり。
拠点探索パートは道中にあるので、やり直しは地味に面倒。

 

前作×2はクソ寄りだったけど、今作も発売日を小まめに確認して買った位なので、謎の魅力があるゲームではある。(初期はトロフィーデータ無くて萎えて積んでた)
他人には薦めないし、クソだけど買ってしまう謎の魅力のあるゲーム。IF作品かな?
買うけど、プレイしたくない気持ちと鬩ぎ合うのはネバランっぽいかもしれない。
自分は時限要素が嫌いなんだよ。でも、時限要素モリモリのゲームを買ってしまう謎。ジルオールとか好きだから実は時限イベント好きなのかもしれない。いや、やっぱり嫌いな気がするな… ジルオールは好きだけど。
次回作出るとしたらやっぱり発売日に買う気がする。日本語版ならね